原産国:グァテマラ
産地:ウエウエテナンゴ地方サンペドロネクタ
品種:カツーラ
収穫:2016年12月-2017年4月
プロファイル:
まずコーヒーの液体の密度が濃い、ジューシーな印象を受けます。甘みも酸味も非常にバランスが良く心地よいです。コーヒー選びに迷ったら、最初に試して自分の好みを探るのも良いかもしれません。
オススメ:
時間を問わずお楽しみいただけるオールラウンダーなコーヒーだと思います。砂糖菓子など味に透明感のあるお菓子と共にどうぞ。
店主コメント
グァテマラ
グァテマラは中米、メキシコの下、ユカタン半島の付け根の部分に位置する国です。火山がとても多く、水はけの良いミネラル豊富な土と雨はコーヒー栽培にはうってつけの環境です。コーヒー栽培は国をあげて取り組んでいて、アナカフェ(グァテマラ国立コーヒー協会)の管理のもと、8つのエリアでコーヒーを栽培しています。その中でもウェウェテナンゴは独特で魅力的な風味を持つコーヒーが多く、古参の産地である赤テナンゴを凌ぐ人気を持っています。
ドンアントニオ農園
ウエウエテナンゴ地方サンペドロネクタ、標高1700mのエリアにアントニオ・サンチェスは農園を構えています。農園が位置する標高が1700m〜2000mと非常に高いこともあり、生豆の色はまさにブルーグリーンでスペシャルティーのお手本の様な生豆です。栽培は100%シェイドツリーの下で栽培し、精製はフルウォッシュ、100%天日乾燥。これぞグァテマラと言えるコーヒーだと思います。
高標高地のコーヒー
アラビカコーヒー豆を選ぶ際の一つに「どれだけ高い場所で採れたか」という評価ポイントがあります。標高が高いと日中と夜の寒暖差が大きくなり、コーヒーの木にとっては厳しい環境になります。しかし、コーヒーチェリーの甘みは増し美味しくなります。他にもゆっくりと成長することによってサイズは小さめになるが、硬くしまった生豆ができ、焙煎を深く(長く)してもしっかりと耐えてくれます。グァテマラコーヒーの格付けは「標高」、高ければ高いほど価値が上がります。
はじめのコーヒー
千一珈琲に初めてご来店したお客様が、沢山のコーヒーからはじめに選んでいただける様なコーヒーをと思いセレクトしました。フレーバーはチョコレートやナッツといった王道のフレーバーで、クセがなく「甘さの余韻で終わる」といった思いで焙煎しています。焙煎はCityローストを基準として焼いている為、淹れていただく際の湯温や方法で味に変化が生まれると思います。酸味を感じたい場合は82度くらいの低温で、苦味を楽しみたいときは87度位の高温で淹れるとより感じやすくなると思います。
千一珈琲について
通りの奥
山形県鶴岡市の山王通り商店街、ワタトミの裏口にお店はあります。通りから一本入った静かな場所。お店の横には大正時代に建てられた蔵があり、鶴岡の歴史を感じられます。
心の恩師の言葉を胸に
自家焙煎のコーヒー屋さんは、今となっては珍しくありません。店主は「正しい珈琲を多くの人に飲んで頂きたい」との願いから、コーヒー豆専門のお店を静かなここ鶴岡に開きました。
すべては正しい珈琲のために
コーヒー豆の選別、焙煎はもちろん「自分の手」で一つ一つ行います。また、可能な限りコーヒー豆の栽培現場へ赴き「自分の目」で確かめます。